男性のビジネスウエアはスーツ、現場には作業服スタイルというのが定番ですが、女性には決まったスタイルがあまりありません。
ビジネスが多様化し、女性のポジションも変化してきた現代では、働く女性の仕事着も様々なスタイルがあります。
一方、職種にもよりますが、まだまだ沢山の企業が事務服や制服を採用しています。
特に接客業や販売などでは、お客様に失礼がないように必ずといって良いほど着用しているようです。
●会社が制服を採用する背景には、会社のステイタスや知名度アップがあります。
●同じ制服を着ている社員どうしの連帯感を強めたりする効果もあります。
●個人で私服を用意する費用を考えた時には、節約にもなります。
●毎日同じ私服と言う訳にもいかないでしょうから、コーディネートで悩む事もなくなります。
●オーバーブラウスで通勤する場合、回りからの視線を感じる事で「綺麗にしなくては」と言う女子力アップにもつながる。
等のメリットが考えられます。
お洒落で可愛い制服には憧れを抱くようになり、人材確保の点でも制服をきるメリットは大きいのではないでしょうか。
しかし現実は不満をもっている女性が大半です。
なぜなら、会社から支給される事務服が「ダサい」からです。
女性社員は一日の半分近くをその事務服で過ごさなければなりません。
社内で勤務しているだけならまだしも、事務服姿でランチを買いに行ったり、会社へやって来る訪問客への対応だってしなくてはならないのです。
「創業時から同じ事務服」、「デザインが5年以上変わっていない」など、女性社員からしたら、「勘弁して」という感じではないでしょうか。
会社の事務服は中学校や高校の制服と考え方が同じです。
古めかしいセーラー服から新しいブレザーにするだけで印象がガラリと変わります。
学校の人気があがったり、周囲からの評判もアップするでしょう。
会社の事務服だって、お洒落なものに変えれば気分も一新するし、社員のやる気も上がるのではないでしょうか。